本文へ移動

金・銀箔紙和紙袋張り

金・銀箔紙、和紙とは

◇金箔紙、銀箔紙とは金属箔を紙の上に貼り付けた紙のことを言います。本金・本銀からメッキしたものまでさまざまな紙があります。
◇和紙は、楮・三椏・雁皮などをもとに作られますが、数々の非木材繊維に加え、土・貝・藁・蕎麦など自然素材を取り入れた紙があります。
 

壁袋張りとは

? 西陣箔工芸士 裕人礫翔さん作の銀箔紙張り

西陣箔工芸士 裕人礫翔さん作の銀箔紙張り(二見古民家にて)焼銀の模様のラインをチョークで記しています。

? 西陣箔工芸士 裕人礫翔さん作の銀箔紙張り

薄い和紙を裁断し、四方に糊を付けて張っていきます。

? 西陣箔工芸士 裕人礫翔さん作の銀箔紙張り

和紙を張っていく事を、「浮けをかける」と言います。

一枚目の浮けかけが完了した状態です。

? 西陣箔工芸士 裕人礫翔さん作の銀箔紙張り

一枚目の浮けの上にもう一枚、浮けをかけます。

このときに、切り口を裂いて和紙の毛を出します。

? 西陣箔工芸士 裕人礫翔さん作の銀箔紙張り

二重目の浮けをかけていきます。

? 西陣箔工芸士 裕人礫翔さん作の銀箔紙張り

二重目の浮けかけが完了した状態です。

この上に銀箔紙を上張りします。

? 西陣箔工芸士 裕人礫翔さん作の銀箔紙張り

銀箔紙の下の部分を焼いて柄を出していますので、張る前に柄合わせをして、上張りする位置を決めます。

? 西陣箔工芸士 裕人礫翔さん作の銀箔紙張り

右上前になるように、三分(約9?)重ねて張っていきます。

? 西陣箔工芸士 裕人礫翔さん作の銀箔紙張り

完了です。二重に浮けをかけているので仕上がりも良く、浮けが湿気も吸ってくれるので銀箔紙も長持ちすると思います。

? 西陣箔工芸士 裕人礫翔さん作の銀箔紙張り

プロのカメラマンの撮影です。
0
1
8
9
0
1
TOPへ戻る